自己肯定感は自己肯定観は〇

自己肯定感についての相談は多い。

カインドスペースタイムが提供している自己肯定感チェックは毎月6千人を超える方が利用してくれていて

その方々の中からご相談が来る。

その経験から、今日はひとつ大切なことをお伝えする。

それが、自己肯定より自己肯定

学校の国語のクラスでは

自己肯定感で〇

自己肯定観で✖

だけれど、人生の話をするなら自己肯定観が〇で自己肯定感は✖。

どちらを使っても同じことを言っているわけだが

この記事ではここから先、自己肯定観で統一する。

〇 自己肯定観

自己肯定観は感情でも感覚でもない

自己肯定観を感情や感覚と定義している学者さんやカウンセラーさんは沢山いる。

しかし、自己肯定観を感情や感覚だとしてしまうと

そのメカニズムは見えにくくなる。

感情や感覚と密接に関係している、、、それは間違いない。

しかし、自己肯定観という一つの感情または感覚があるわけではないし、それは複数の感情や複数の感覚の総称でもない。

その関係性をわかり安く言えば、

場合によって(人によっては頻繁に)自己肯定観が一定の感情や感覚を引き起こす

ということ。

自己肯定観が低い人が、ことある毎に自分を否定してしまう。

ありがちなことだ。

わたしって駄目な人間だ、、、

わたしを好きになってくれる人なんていない、、、

わたしは生きる価値がない、、、

すると、かなしい、という感情をたっぷり味わう。

しかし、かなしい、という感情と自己肯定観は同一ではない。

密接に繋がっていることは確かだから

自己肯定感を感情や感覚とセットとして捉える人がいることも理解できる。

しかし、先ほど言ったように、それだと効果的な対処法に辿り着きずらい。

二つのことをごちゃ混ぜにしたら、混乱する。

例は出さないが、感覚についても同様。

もう一度繰り返すが、自己肯定観は感情でも感覚でもない。

では、では自己肯定観とは何なのか?

自己肯定観は捉え方

自己肯定観とは「自分自身を受け入れ、人生を受け入れる」捉え方なのだ。

感情や感覚が高かったり低かったりするのではない。

捉え方次第で、気持ちを後押ししてくれる感情を味わったり、気分を重くする感情を味わったりする、という関係性なのだ。

つまり、その感情は捉え方の副産物なのだ。

ここでは「自己肯定観」を構成する要素(例えば承認欲求)には触れない。

その代わり、「捉え方」に着目する。

捉え方なので、観、が相応しい。

自分自身を、人生を、どう観るか、なのだ。

どう観るか、だから、その仕組みさえわかれば、変えることが出来る。

すなわち、高めることができる。

何を観るか、はあまり重要ではない。

どう観るか、が重要なのだ。

しかし、何を観るかのカテゴリーはいくつか提案しよう。

その方が話を進めやすい。

  • 世界をどう観るか
  • 自分をどう観るか
  • 過去をどう観るか
  • 未来をどう観るか

そのカテゴリー中の何を観るかは、人それぞれでいい。

世界が薄汚れたところだと捉えると、自己肯定観は低くなりがち。

自分を嘘つきだと捉えると、自己肯定観は低くなりがち。

自分の生い立ちを恥じると、自己肯定観は低くなりがち。

自分の未来を悲観すると、自己肯定観は低くなりがち。

こんな例でイメージを掴んで欲しい。

そして、あっと言う間に対処法が浮かんでくるはずだ。

自分の観かた、捉え方だから、自分で変えられるのだ。

え、変えられない?

どうしても悲観してしまう?

どうしても恥じてしまう?

どうしても嘘つきだと思ってしまう?

どうしても薄汚れたところだと捉えてしまう?

OK。

そんな人の為に対処法もいくつかお伝えしよう。

このまま読み進めて欲しい。

感と観の違いは大きい

厳密な定義をしようとしているのではなく、

役に立つ捉え方の提案。

感は、受動。

受け身であると、自己肯定観は下がったままになりやすい。

それを観にすると、主体的に変えられる。

自己肯定観デザイン

そう、主体的に、自分の自己肯定観をデザインできるのだ。

  • 世界をどう観るか
  • 自分をどう観るか
  • 過去をどう観るか
  • 未来をどう観るか

のうち、「自分をどう観るか」はわかる、しかし

その他の「どう観るか」がどう自己肯定観に関係しているのか?

答えを言ってしまうとそれらは全部、「自分をどう観るか」の一部なのだ。

この記事も参考になる。

対処法

いよいよ対処法だ。

どうしても悲観してしまう?

どうしても恥じてしまう?

どうしても嘘つきだと思ってしまう?

どうしても薄汚れたところだと捉えてしまう?

という人に向けて、山ほどあるやり方の中から幾つかのご提案。

まず、緩めよう。

意図的に、緩めよう。

緩められない?

息を吐こう。

賞味期限が過ぎたものを食べよう。

自己肯定観と緊張には強い相関関係があることは、多くの事例で明らか。

修行だと思って、頑張って緩めてみよう。

お付き合いをガラッと入れ替えよう

もしあなたが

どうしても悲観してしまう?

どうしても恥じてしまう?

どうしても嘘つきだと思ってしまう?

どうしても薄汚れたところだと捉えてしまう?

に該当するならば、あなたの環境を見直すことをお勧めする。

周りの人たちを悪者扱いする必要もないし、邪険に扱う必要もない。

これまでのあなたには必要だった人たちだ。

しかし、これからのあなたにはもっと相応しい人がいる(断言する)。

新しい生き方を選ぶか、これまで通りの生き方で生きていくか、選ぶのはあなただ。

アホになろう

自己肯定観と「人目を気にする」、も強い相関関係がある。

アホになれない人にアホになれ、と言うのも無理があるのはわかっている。

しかし、少なくとも、その真面目さが自分の足を引っ張っていることに気付こう。

これまでの学校では真面目になれと教えていたかもしれないが、

その結果が今の姿だ。

そこで提案。

毎日何か一つ、これまでの自分の常識ではあり得ないことをやってみよう。

人前で踊っちゃおう。

これも修行だと思えばよい。

この修行はこれからのあなたに役に立つ。

対処法はまだまだあるが、これだけでもきちんと取り組めばかなり変わる。

下流(川下)の対処療法は役に立つのか?

上に幾つか対処法を上げたが、それはどちらかと言うと上流(川上)に近い側の対処法だ。

なぜ「どちらかと言うと」なのかと言うと、捉え方については川上と川下が互いに影響しあうから。

しかし上にあげた対処法は本質的なところで、自己肯定感と相関性の高いアプローチだからお勧めする。

では、下流(川下)の対処療法はどうなのか?

主に三つの対処療法に分けて説明する。

①成果 -良いもの

自己肯定観を上げるために頑張って成果を上げる!

達成感は良いものだ。成果は良いものだ。

それは否定できない。

しかし、この成果主義が、自己肯定観を重くする。

成果を出して「自分を受け入れ、人生を受け入れる」なら

「自分を受け入れ、人生を受け入れる」は成果頼りということだ。

成果を追えば、測られる意識が強くなる。

見せかけの、自己肯定観となる。(見せかけでも、ある方が良い)

実は、成果がなくても高く維持できるのが真の自己肯定観だ。

成果頼りの自己肯定観も受け入れつつ、成果がなくても高い自己肯定観を維持できるよう

下流(川下)もやりつつ上流(川上)にも目を向けよう。

②賞賛 -良いもの

もしあなたが宝くじに当たって3億円を手にしたら、その界隈で一気に人気者になる可能性がある。

良いことだ。

あなたは素晴らしい運の持ち主だし、3億円も良いし、その界隈で大盤振る舞いするのも、その時に受ける賞賛も素晴らしい。

自己肯定観も一気に上がるはずだ、一時的に。

やはり、下流(川下)なのだ。

しかし、一時的でも見せかけでも、上がった自己肯定観を活用して行動をとれば次のステップにつながる。

 

自己肯定観を上げる方法として、褒める、というのがある。

まさに下流(川下)の対処療法なのだが、捉え方の世界では下流から上流に影響を及ぼすこともできる。

アファメーションでも、褒め合うセミナーでも、思い込みを作ってしまって

いつの間にかそれが現実になる、ということは頻繁に起こっている。

このやり方のポイントは、その気になったときに、

それに相応しい行動をすること。

すると、かなり効果が出る。

③共同体肯定観 -良いもの

なんらかの組織に所属して、「その組織がすごい」と思い込む。

それが共同体肯定観だ。それ自体は良きものだ。

そして、自己肯定観も一時的に上がる(やはり下流)。

スポーツ団体・学校・会社・地域社会・宗教団体・国家、等々で頻繁に起こる。

しかし、この共同体肯定観が過ぎると、個人が犠牲になる。

自分が属している組織を好意的に見ることは自然なこと。

しかし、その組織を優先(例えば協調性を求める、組織への貢献を賞賛する)し過ぎれば

個人が蔑ろになる。

一時的に自己肯定観が上がった気持ちになるので

それも対処療法としては悪くない。

何故なら、見せかけの自己肯定観でも、それが本質的な自己肯定観に育つきっかけになる可能性はあるから。

共同体肯定観で自己肯定観に勢いをつけて、そこから真の自己肯定観を上げればよい。

逆に、組織の為に自分の個性が犠牲になっていると感じるならば、

その肯定観は見直すタイミングだと知ろう。

最後に

この記事は百科事典でも論文でもない。

自己肯定観(自己肯定感)を課題としたときに

どこからアプローチしたら良いか

実践的なことをお伝えしたつもりだ。

これより更に具体的な話が聞きたい人は、是非講座やコーチングに申し込んで欲しい。

 

 

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