脳波ってなに?
私たちの脳細胞は常に微弱な電磁波(電波)を発しています。
それが脳波です。
その脳波を調べることにより、私たちの脳と心の状態をある程度知ることができます。

これまで、脳波は病院などで特殊な設備を施した部屋で大がかりな測定器でしか測れませんでした。
しかし、テクノロジーが発達した現在は民間用の簡易測定器があり、特殊な設備がない場所でも3分ほどの時間で図ることができるようになりました。
この記事では、脳波について詳しく解説し、そしてその脳波を測定することにより何がわかるかを解説します。
また、脳波測定会とはどのようなものか、簡単に説明します。
脳波の種類
脳波は微弱な電磁波(電波)です。
電波なので周波数と電位差(電圧)があります。
一般的には、脳波の周波数(帯)ごとに名前をつけてシータ波、アルファー波、ベータ波などと呼んでいます。
周波数とは、一秒間に電波の波の山と谷が繰り返す回数です。
低い周波数では、山と谷の回数が少なく

高い周波数では、山と谷を繰り返す回数が多くなります。

ここでは代表的なアルファ波、シータ波、ベータ波の周波数とその特徴をまとめておきましょう。
周波数の低い方から見ていきます。
シータ波(Θ波)
4~8Hz(ヘルツ)の低い周波数帯の脳波です。
微睡み状態、深い瞑想状態、何かに没頭しているときに出てくる脳波です。

注)Hz(ヘルツ)とは周波数の単位です。
アルファ波(α波)
8~14Hz(ヘルツ)の比較的低い周波数帯の脳波です。
この脳波はリラックスしているときに出る脳波と言われ、非常に好ましい脳波です。
アルファ波はさらに細かく3つに分類することがあります。
8~10Hzのスローアルファ波:脱力・意識が少し低下している状態の脳波
10~12Hzのミッドアルファ波:緊張のない意識集中の状態の脳波
12~14Hzのファストアルファ波:緊張と意識集中の状態の脳波
簡易脳波測定器で脳波測定をする場合は、目を閉じてリラックスして行いますので、このアルファ波の脳波が出ることが良い状態とされています。

ベータ波(β波)
14~30Hz(ヘルツ)の比較的高い周波数帯の脳波で、日常生活や仕事中などに出る脳波で、緊張とストレスのある状態を示しています。
目を閉じてリラックスしている状態でこの脳波が多く出ることは「不安を抱えていたり緊張を解くことが出来ない」ことを示しています。

脳波測定
脳波測定はフュ−テックエレクトロニクス株式会社製の最上位機種ブレインプロFM-939 を使用して行います。
本体

民間用の脳波測定器では最も信頼性のある機種で、国内研究機関での導入実績では第一位です。
確かな理論と技術に基づいた脳波測定器で医療関係者や研究者が多く使用しています。
スピリチュアル系の用途に向けた簡易機種とは一線を画す本格的脳波測定器です。
↓フューテックエレクトロニクス株式会社のホームページに掲載されている研究成果一覧。
https://www.futek.co.jp/achievement/treatise.html
脳波測定のやり方
様々なバリエーションがありますが、ここでは一般的な脳波測定について説明します。
| 前日・当日の準備 | 特になし |
| 体調等 |
通常の体調が好ましく、また飲酒や過度の刺激物の影響がない状態が好ましい。 運動や瞑想等のビフォーアフターの脳波を計測したい場合はご相談ください。 |
| 場所 | 比較的静かな場所が好ましいがカフェ等で十分可能。AC電源が必要 |
| 姿勢 | 座ってリラックスした状態で目を閉じる |
| 着衣等 | 普段着のまま |
| 装着品 | センサーバンドの端子を額と耳たぶにつけるため、場合によっては帽子やイヤリングをずらす |
| 所要時間 | 一回の測定時間は3分(モデルケース)。合同で説明やカウンセリングを入れると通常60分で終了 |
| 費用 | 主催者によりケースバイケース(通常数千円) |
| 終了後の注意 | 特になし |
座って額と片方の耳たぶを除菌ティッシュで湿らせ(脳波をキャッチしやすくなります)、センサーバンドの端子(3か所)をやはり除菌ティッシュで拭きます。
そして額と片方の耳たぶ(左右どちらでも可)に端子をつけ、合図と共に3分間目を閉じてリラックスしていただきます。3分経つとピーッという音が聞こえますので、それで測定は終了となります。
センサーバンドを装着している様子。

脳波測定結果の見かた
脳波測定器は1秒ごとに、0.5ヘルツ刻みの周波数で、どのくらいの電位差(電圧)があったかを記録していきます。
膨大な数字の羅列が出来上がります。
それを見ただけでは何のことかわかりませんから、例えば3分の間にどの周波数は平均どのくらいの電位差(電圧)があったかを棒グラフで表します。
こんな感じです。

このグラフから、様々なことが読み取れます。
例えば、ベータ波はあまり出ていないので、緊張や不安が少ない、とか
スローアルファがくっきりハッキリ立っているので、精神的に安定していて閃きも強そうだ、とかです。
また、これらのことを組み合わせてこれまでの研究者や数多くのデータと被験者の相関から
一つのガイドとして指標があります。
その前に、下記の点を留意願います。
この脳波測定で出来ないこと
医療用機器ではなく、また外部の電磁波を完全にシャットアウトした環境で行う測定でもありません。
したがって、病気の診断や治療に用いることはできません。
心の病やそれに類するご質問は専門医にご相談ください。
ガイドとしての参考指数
脳波測定器では脳から出ている電磁波を測定することができます。
その測定結果から、どのくらいアルファ波が出ているか、(スロー・ミッド・ファストの内)どのアルファ波が強いか、それはどのくらいの強さ(電位差=電圧)なのか、ベータ波はどのくらい出ているのか、等々を注視していきます。
そして、その周波数ごとの絶対的・相対的な量・強さ等とこれまでのデータや経験則からその心の状態との相関を推測することができます。
さらに、各周波数ごとの絶対的・相対的な量・強さを組み合わせて、カインドスペースタイムでは下記のような指数を用いています。
これはあくまで参考として用いるだけですが、下記のようなレーダー図として見ることができます。

脳波測定ののち、二つのチャート


を見ながら、簡単な診断とカウンセリングを差し上げます。
バイオフィードバック
脳波測定器ブレインプロでは、一定の周波数である強さ以上の脳波が検出された場合に音で知らせる機能が付いています。
この機能を使うと、好ましい脳波(例えばスローアルファが10マイクロボルト以上)が出ている状態を自己認識することができます。
すると、その感覚を覚えてさらにその状態を再現しやすくなります。
この機能をバイオフィードバック機能といい、脳波をトレーニングする有効な方法です。
好ましい脳波を出しやすくすることで、日頃の心の状態を好ましい状態に保ちやすくすることができます。
一度の脳波測定会では何度もバイオフィードバックを使うことが出来ませんが、少なくとも好ましい脳波がでる感覚は掴むことができます。
脳波測定会について
カインドスペースタイムでは随時、脳波測定会を開催しています。
通常は5人一組くらいのグループで、3分ずつ測定していきます。
そして、測り終わってからそれぞれの測定結果チャートをお配りし、合同で説明とカウンセリングを行います。
今後もリクエストにより開催していきますので、脳波測定会を主催したいという方は是非ご連絡ください。
また、カインドスペースタイムが企画する場合もあります。
今後の脳波測定会の情報が欲しい方はカインドスペースタイムのLINE公式にご登録ください(無料)。





